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講習会参加報告2_Neu-Tral福岡勉強会

理学療法士(PT)の北川です。8月26日(土)に山口整形外科医院で開催された、Neu-Tral福岡の勉強会に参加してきました。内容は、恵光会原病院リハビリテーション部PTの山﨑博喜先生が『表筋電図を用いた臨床研究』ついて、そして公立玉名中央病院リハビリセンターPTの嶋村剛史先生が『臨床研究の基礎―臨床研究を始めるには―』について講演してくださいました。

今回は臨床研究についての講演でした。臨床研究とは『根拠に基づく医療(EBM)を実践する上で十分なエビデンス(根拠)が見つからない場合に行う医学的研究』の事で、私たちも普段のリハビリを行っていく上で疑問に思ったことは、深く掘り下げ研究していくことができるということです。

今回の勉強会で山崎先生に『表面筋電図』という機械を使った研究の仕方、嶋村先生に『臨床研究の基礎』について教えていただきました。『表面筋電図』とは、筋肉が収縮する際に発生する電気を計測するもので、今回は歩行中に、ふくらはぎの筋で腓腹筋という筋の筋活動を計測し、歩行中どのタイミングで働くか、また機械の使い方、計測の仕方というものを見させていただきました。

嶋村先生には、臨床研究の基礎について教えていただきました。研究には『基礎医学研究』『社会医学研究』というものがあり、研究を行っていく場合は資料を集め、まず勉強し、ある程度の知識を持ったうえで疑問を解明していかなければならないということでした。

このような研究を行っていくために、今後も日々勉強を行っていかないといけないと改めて実感しました。そしてそれが、皆様により良いリハビリを提供できるという結果になるように知識を深めていきたいと思います。

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