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講習会参加報告3_運動器エコー勉強会

理学療法士の木村です。先月の31日にエコーの勉強会に参加させていただいたのでその内容を報告します。

当院では運動器エコーを診察時に活用させていただいております。エコー検査といえばよく妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんを診る時などに使用されています。最近では整形外科の診察でも主流なものとなっており、アキレス腱の損傷や肩の筋肉が痛んでいないか、野球肘になっていないかなど、主に骨や筋肉、靭帯などの状態を確認することができます。このエコーというものは超音波による画像診断装置であり、大きな利点は、レントゲンと違い放射線を使用していないため被爆の心配がない安全・安心なものというところです。また、最近のエコーはMRI並みの解像度で身体の中の組織を映し出すことができ、注射をする際に使用すれば、より正確な場所に安全に注射を打つことができたり、骨折の判断を行う場合は、レントゲンでは映らなった骨の表面の微細な骨折を明らかにしたりできるのです。

このように多様に使用できる最新機器を使用して少しでも患者様のニーズにお応えし、より高度な医療を提供できるようにしていきたいと思います。捻挫をした方や転んで骨折が心配な方、肘・肩に痛みのあるスポーツ選手などはこのエコーがお役に立てると思いますので是非足を運んでください。私たち理学療法士もエコーの勉強を続けていき、いつかリハビリにも取り入れていけたらと思っております。

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