講習会参加報告8_第13回筑後整形外科・リハビリテーション研修会_村上
理学療法士の村上です。11月14日(火)に久留米大学筑水会館で開催された『第13回筑後整形外科・リハビリテーション研修会』に金澤院長と村上の2名で参加してきました。内容は①肝がん患者さんに対するリハビリテーション研究の報告、②超音波エコーを用いた下肢のスポーツ障害に対する診断と治療、③最新のリウマチ患者さんに対する薬による治療、についてでした。
①については、今の私の環境ではなかなか経験できないような話を聞くことができました。③については、正直、薬剤について勉強不足の私としてはよく分からないところも多くありましたが、薬を用いたリウマチに対する治療と骨粗鬆症に対する治療の関係をぼんやりと理解することができました(笑)。②については当院でも実際行っていけるような、診断・治療についての興味深い具体的な話が多く聞けて、大変勉強になりました。
なかなか皆さんはエコーを治療に用いるということはイメージしにくいかもしれませんが、インターベンション治療(インターベンション治療とは、「低侵襲治療」「血管内治療」などとも呼ばれ、エックス線透視や超音波像、CTを見ながら、手術することなく、皮膚にあけた数ミリの傷から細いカテーテルや針を体内に入れて病気を治す新しい治療です)というものが、現在どんどん広がってきていますし、当院、院長も注射を用いて実際に行っています。足首の捻挫後や、アキレス腱の痛みなどにも、有効なようです。そしてその治療後のリハビリも重要だそうです。最新の勉強をしながら、当院でも医師と理学療法士が協力して、今後も患者さんのために取り組んでいきたいと思います。