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2018_5 第17回久留米関節セミナー参加報告_牛嶋

理学療法士の牛嶋です。

2/11(日)久留米大学医療センターで開催された、第17回久留米関節セミナーを受講してきました。今回は、『たかが足首の捻挫』をこじらせないための知識と実践という公演からの内容を紹介します。

捻挫とは関節が捻られて損傷、つまりケガをした状態です。そして、捻挫を最も起こりしやすいのが足首です。スポーツではバレーボルやサッカーでのジャンプの着地、激しい接触動作によってケガしますし、日常生活においても階段を踏み外すなど原因は様々で老若男女注意の必要なケガの1つです。

問題となるのがタイトルにもあるように『たかが捻挫』ですませないことです。腫れや痛みがなかなか引かないので病院に行ってみると「骨折していた」、「靭帯ケガしていた」はリハビリ場面でも頻繁に遭遇します。よく耳にするのは「捻挫グセ」ですが、まさにクセとなり将来的に二次的障害(変形性足関節症など)を引き起こしてしまう可能性もあります。また、治療開始の遅れは、自然治癒を阻害します。スポーツ選手では、復帰の妨げとなるほか、パフォーマンスを低下させるとも言われています。

たかが捻挫をこじらせないためにも早期診断と早期治療を開始しましょう。

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