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2018_8 第405回MOCの会参加報告_村上

理学療法士の村上です。6月25日(月)にアクロス福岡で開催された『第405回MOCの会』に参加してきました。今回は滋賀医科大学の今井晋二先生が『肩関節挙上困難の診断と治療-疼痛管理から手術療法まで-』というテーマで講演してくださいました。

今回のお話は「手が挙がらない」という理由で病院に来られた患者さんの原因を明らかにする方法、そしてその患者さんに手術やリハビリなど、どのような治療が必要なのかを明らかにする方法についての内容が中心でした。

「手が挙がらない」という理由は、皆さんご存知のように、いわゆる四十肩・五十肩のように固まってしまうこともありますし、腱板損傷といって肩の中の筋肉が切れていることもあります。また、首や肩周囲の神経が問題となっていること等、他にも様々な理由があります。いわゆる四十肩・五十肩などは「放っておけばいつか治る」という考えが一般的となっています。しかし、場合によっては治らずに手術が必要となることもありますし、もっと早く来院してくれていればもっと早く治ったのに、という患者さんもにも多く出会います。

当院ではレントゲンに加えエコー(超音波)検査も診断に使用し、さらに理学的所見も加え、医師と理学療法士とで話し合いながら、患者さんの本当の問題を見極め、適切な治療・リハビリをしていくように心がけています。肩周囲の不調を感じたら、ぜひ早めにご来院ください。

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