骨そしょう症予防教室開催しました
報告が少し遅くなりましたが、先日5月24日木曜日の診療後に骨そしょう症予防教室を開催しました。開催告知が2週間前といった直前であったにもかかわらず、20名程参加していただき、本当にありがとうございました。
今回このような予防教室を開催しようと思ったのは、日々診療をしていく中で、治療を受けている患者様本人が、骨そしょう症のことをあまりわからずにリハビリや薬を飲んだりしている事が多いなあと感じていたからです。
なので、今回は
1) そもそも骨ってどういう役割があるの?
2) 骨そしょう症っていうけどどんな病気なの?
3) 骨そしょう症になるとどんな症状が出るの?
4) 骨そしょう症は私たちの生活にどう関わっているの?
5) 骨そしょう症の予防や治療をするには、、、
といった事柄を僕の方から説明させていただいた後、具体的な運動療法について当院PTの村上からレクチャーをさせていただきました。レクチャー中には実際に体を動かしてもらって、ざっくばらんな雰囲気の中、楽しい予防教室になったと思います。
医療というのは時として、患者さん自身が自分の病態ややるべきことを理解せず、漫然と治療がなされていることが、ままあります。これは当然のごとく、日々の診療の中で解決されなければならないところなのですが、現実的には時間的な制約などから未消化な場合もあり、大変申し訳なく思っております。今回のような予防教室が、患者様が「何のために自分は治療しているのか?」を改めて確かめる場になってもらえればと思います。
今後もテーマを変えながら定期的に講習会や予防教室を開こうと思っていますので、その際は是非参加いただければと思います。
院長