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2018_9 結果が出る腰痛の治療方法_木村

理学療法士の木村です。7月28日(土)に北九州市小倉北区で開催された『結果が出る腰痛の治療方法』という勉強会に参加してきました。今回は当院でも使用している超音波治療器などを用いた治療法でした。腰痛には腰部脊柱管狭窄症やヘルニアなど、レントゲンやMRIなどの画像を見て判断できる特異的腰痛と、画像ではわからない非特異的腰痛があります。この2つのうち約85%は画像ではわからない非特異的腰痛だと言われています。画像ではわからないのに痛みが出るということはどういうことかというと、、、

ほとんどの場合が身体を構成する骨や椎間板、神経などは壊れたり傷ついたりしていない状態ということです。ではなぜ痛みが出るのでしょうか。これはいわゆる猫背と呼ばれるような状態や首が前に出てきた感じになったなど、姿勢が崩れていく事により背中から腰の筋肉が固まってくることが考えられたり、また悪い姿勢が腹筋や背筋のバランスまでも崩していってしまい筋力低下を引き起こすことなども考えられます。こういったことにより痛みにつながることがあります。

これらのことを踏まえると、非特異的腰痛に関しては姿勢改善や筋力強化のための運動により改善できるということです。初めはきついとは思いますが、腹筋を1日に10回やるような癖をつければ運動習慣がついてくることでほとんどの場合が改善してきます。

この時に推奨される運動方法やもっと詳しく腰痛について知りたいという方は、8月9日13時~14時30分に当院の第2回健康教室として『腰痛予防教室』を2階リハビリ室で行います。お友達や腰痛で困っているような方、家での運動を覚えたい方などは、お誘いあわせの上ぜひご参加ください。

最後になりますがこれからも腰痛に限らず様々な勉強をし、皆様のお役に立てるように頑張りたいと思います。

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