2018_10 関節運動学的アプローチ博田法(AKA博田法)勉強会_北川
今回、私は8月5日佐田病院で開催された、関節運動学的アプローチ博田法(AKA博田法)についての勉強会に行ってきました。AKA博田法とは関節包内運動の異常を治療する方法、および関節面の運動を誘導する方法です。痛みの治療が目的ではなく、関節包内運動の評価・治療法として使われます。
関節包内運動というものは関節の遊び、関節面の滑り・回転、回旋など関節に対する目では確認できない関節運動のことです。
目に見える運動と目に見えない細かい運動が起こる事で関節運動が構成されています。膝関節でいうと、一見問題なく曲がっているように見えても関節内の細かい動きに問題が起こると、膝関節に痛みや違和感を感じてしまうようになります。そのような問題が出ないように、リハビリの中で関節包内運動の動きの改善を行っていきます。
今回はAKA博田法というものを勉強しましたが、手技はまだまだたくさんあります。もっと多くのことを勉強し、みなさまの身体の機能維持・改善を手助けできたらと思います。