2018_11 第30回 福岡肩・膝リハビリ研究会参加報告_牛嶋
理学療法士の牛嶋です。8/18(土)ホテルセントラーザ博多で開催された、第30回 福岡肩・膝リハビリ研究会を木村PT、北川PT、平峯PTと参加してきました。
前半は一般発表が10演題あり「投球障害肩における疼痛の責任病巣の検討」や「投球障害肩における不良動作の検討」、「膝関痛患者に対する患者教育の試み」など、最新の研究結果の報告が盛りだくさんな内容でした。
後半は「肩のバイオメカニクスから考える理学療法展開」というタイトルで特別講演がありました。肩に限らずどの領域でも、病態やそのしくみを把握することは重要で理学療法を実施する上での一つの基盤となります。肩関節疾患の原因の多くは、疼痛、可動域、筋力が主体となりますが、疼痛に関しては関節内での軟部組織の挟み込みや関節内圧の上昇などの物理的刺激がどのようにして生じているのか、関節可動域や、筋力においては肩関節に関連する関節や筋の構造がどのようになっているのか、これらのしくみを知ることの重要性を再確認できました。
今回学んだ知識を日々の臨床の場で応用していきたいと思います。